【ポラリスアカデミア町田】旧帝大について分析してみた!合格法!スケジュール!

【ポラリスアカデミア町田】旧帝大について分析してみた!合格法!スケジュール!
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ポラリスアカデミア町田校です。
「旧帝大(きゅうていだい)」とは、旧帝国大学の略称で、日本において明治時代から第二次世界大戦前後にかけて設立された国立大学のことを指します。もともとは日本政府が帝国の発展を担う高等教育機関として設立しました。
現在、「旧帝大」と呼ばれる大学は次の7校です:
大学名 | 設立年 | 現在の正式名称 |
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東京帝国大学 | 1886年 | 東京大学 |
京都帝国大学 | 1897年 | 京都大学 |
東北帝国大学 | 1907年 | 東北大学 |
九州帝国大学 | 1911年 | 九州大学 |
北海道帝国大学 | 1918年 | 北海道大学 |
大阪帝国大学 | 1931年 | 大阪大学 |
名古屋帝国大学 | 1939年 | 名古屋大学 |
旧帝大(東大・京大・東北大・名大・阪大・九大・北大)に合格するには、ざっくり言うと次の3つが非常に重要です。
① 基礎学力の徹底
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旧帝大は、センター試験(今の共通テスト)レベルの問題を確実にミスなく解ける基礎力をまず前提としています。
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特に英語・数学・国語の基礎は、高1・高2段階でほぼ固めておきたいです。
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教科書内容を理解して、教科書傍用問題集(4STEP、リードα、青チャートなど)を完璧に仕上げるのが最初の土台です。
② 記述力・論述力の強化
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旧帝大はほぼすべて**二次試験(記述式)**が超重要です。
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たとえば、
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数学なら「考え方・過程・論理展開」をきちんと記述できるか。
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英語なら「自由英作文・和文英訳・長文要約」ができるか。
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国語や地歴公民は「正確な日本語で、論理的に論述できるか」。
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つまり「正解を出す」だけじゃなく、答えに至るまでの道筋を、第三者に伝わるように書く練習が不可欠です。
③ 過去問演習・志望校対策
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各大学には出題傾向・クセがあります。これを知らずに闇雲に勉強しても合格しづらいです。
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早いうちから(遅くとも高3夏くらいから)**「過去問10年分」**に取り組み、出題形式や合格に必要な力を肌でつかむ必要があります。
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さらに「本番時間内で解き切る力」「解答を添削してもらい、改善する力」も大事。
具体的な学年別イメージ
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高1・高2: 教科書徹底→基本問題集(青チャート、重要問題集など)→共通テスト形式で満点近く取れるように
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高3春〜夏: 志望校レベル問題演習(標準〜やや難レベル)、共通テスト対策も並行
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高3秋以降: 志望校の過去問演習・記述添削・弱点科目潰し、直前期は共通テスト対策+二次対策両方
旧帝大合格に必要な目安
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共通テスト得点率:80~90%台
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二次試験難易度:共通テストより難しい記述式問題を「普通に解ける」
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模試判定目安:進研模試・河合模試などでB判定以上(できればA判定)
旧帝大 合格に向けた参考書 & スケジュールプラン
【高1〜高2】基礎固め期(教科書レベル完成+標準問題集)
英語
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単語:『システム英単語』『鉄壁』→毎日300語ペース暗記
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文法:『Vintage』『Next Stage』→1冊完璧に(3周以上)
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読解:
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『基礎英文解釈の技術100』
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『ポレポレ英文読解プロセス50』(難関向け)
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数学
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問題集:
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『チャート式(青チャート or Focus Gold)』
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『4STEP(学校配布ならそれ)』
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目標:公式暗記ではなく「解き方・考え方」を自力で再現できる状態にする。
国語
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現代文:
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『現代文読解力の開発講座』(読解方法を学ぶ)
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古文:
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『古文上達基礎編』『マドンナ古文単語』
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漢文:
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『漢文ヤマのヤマ』
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理科(物理・化学・生物)
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教科書+リードα、セミナー化学/物理基礎問題精講
(「基礎問レベルで確実に得点できる」状態にする)
地歴公民
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一問一答(山川出版)+『詳説世界史』『詳説日本史』(教科書を精読)
【高3前半】共通テスト対策+二次標準レベル演習期
英語
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『英文解釈の技術100』『ポレポレ』復習
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『やっておきたい英語長文500・700』(読解スピードアップ)
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『自由英作文トレーニング』(京大・東北大など自由英作文ある人)
数学
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『重要問題集(数ⅠAⅡBⅢ)』→標準~難問に慣れる
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『一対一対応の演習』→必要に応じて(二次対策用)
国語
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過去問演習開始(古典は『古文読解ゴロゴ』などで復習)
理科
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『重要問題集(物理・化学)』
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『名問の森(物理)』『新標準演習(化学)』→旧帝大レベルに
地歴公民
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『論述問題集(東大・京大なら必須)』
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『共通テスト実戦問題集』で共テ対策も並行
【高3後半〜直前期】過去問ガンガン演習期
具体的メニュー
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志望校過去問10年分(時間を計って本番同様に解く)
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共通テスト予想問題・本試過去問演習
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記述添削・答案作成練習
特に二次力を鍛えるため、**「1日1~2科目、必ず記述答案を仕上げる」**意識で取り組みます。
ざっくり年間スケジュール
時期 | やること |
---|---|
高1・高2 | 教科書理解+基礎問題集完璧化(偏差値65目安) |
高3春~夏 | 標準~応用問題演習、共通テスト対策開始 |
高3夏~秋 | 過去問演習(初期は5年分→直前期で10年分) |
高3冬 | 直前チェック・苦手潰し、答案作成力強化 |
ポイント
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**「基礎完成→応用演習→過去問演習」**の順番を守る。
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高3夏前までに基礎がほぼ完成してないと厳しいので、早め早めに行動。
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過去問は「解く→復習→改善」のセットを必ず繰り返す。
旧帝大の魅力
① 圧倒的なブランド力・社会的信頼
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旧帝大は、国内外で「頭がいい」「優秀な人が集まる大学」というイメージが強いです。
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特に就職・進学・研究の場で「旧帝大出身」は圧倒的に強みになります。
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公務員・大企業・外資系・研究職・官僚など、難関分野でも一目置かれる存在です。
② 研究環境・施設・教授陣がトップクラス
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各大学に世界的に有名な研究室・教授が揃っています。
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最新設備、広大なキャンパス、豊富な研究資金など、学び・研究に集中できる最高の環境がある。
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大学院進学や留学支援も手厚いです。
③ 優秀な仲間と切磋琢磨できる
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周りの学生もみんな地頭・努力量ともに高レベル。
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良い意味で「ヤバい人たち」がたくさんいて、自分も自然と成長できる。
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特に、専門分野・起業・国際活動などで協力できる仲間が見つかるチャンスも豊富。
④ 就職・進学に超強い
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有名企業・官庁・国際機関などの採用枠で「旧帝大優遇」が実際に存在します(特に東大・京大など)。
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特に理系・医療系・工学系では、研究室推薦などで強力なバックアップがある。
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旧帝大卒業生のネットワーク(OB・OG会)も活発で、社会に出た後も支えになります。
⑤ 自由度が高い・自分次第でいくらでも伸びる
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授業や研究テーマの選択肢がとても広いです。
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「与えられたことをやる」のではなく、「自分から行動して、自分の道を切り開く」という文化が強いです。
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自主性を重んじる校風(特に東大・京大)なので、早い段階から専門性を極めたり、世界を舞台に挑戦することもできます。
【まとめ】
旧帝大は、
「本当に力をつけたい人」
「日本トップレベルの環境で自分を高めたい人」
にとって、最高の舞台です。
旧帝大の歴史まとめ
1. なぜ「帝国大学」が作られたのか?
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明治維新後、日本は近代国家を目指していました(欧米列強に追いつき追い越すため)。
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そのため「国家を支える高等教育機関」が必要だと考えられました。
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つまり、官僚・学者・技術者を大量に育てるために作られたのが「帝国大学」です。
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「国家の中枢を担う人材養成機関」=「帝国大学」というイメージでした。
2. 旧帝大の設立の流れ
年 | 内容 |
---|---|
1877年 | 東京大学(のちの東京帝国大学)が設立 |
1886年 | 帝国大学令が制定 → 東京大学が「東京帝国大学」に改称 |
1897年 | 京都帝国大学 設立(日本で2番目) |
1907年 | 東北帝国大学 設立(仙台) |
1911年 | 九州帝国大学 設立(福岡) |
1918年 | 北海道帝国大学 設立(札幌) |
1931年 | 大阪帝国大学 設立(大阪) |
1939年 | 名古屋帝国大学 設立(名古屋) |
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最初は東京だけだったけど、全国各地に順次拡大していきました。
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地域ごとに「政治・経済・科学技術をリードする中核大学」として位置づけられました。
3. 第二次世界大戦後 → 現在の姿に
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第二次世界大戦後、アメリカ主導で日本の教育改革が行われました。
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「軍国主義的な名前はやめろ」と言われ、「帝国大学」という呼び名も廃止。
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それぞれ
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東京大学
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京都大学
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東北大学
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九州大学
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北海道大学
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大阪大学
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名古屋大学 に改称され、現在に至ります。
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それでも旧帝大出身者が官僚・学者・財界人を多く輩出し続けたため、現在でも超エリート大学として認識されています。
4. 旧帝大にしかない「伝統文化」
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旧帝大はそれぞれに独自の伝統や文化を持っています。
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例えば:
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東大:官僚養成と研究力のトップ
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京大:自由な校風と独創性
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東北大:門戸開放(全国どこからでも優秀なら受け入れる)
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北大:自然科学・農学の強さ
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九大:医学・理系に強い
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阪大:応用科学・産業界との連携
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名大:理系分野でのノーベル賞多数
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【まとめ】
旧帝大は、
「明治政府が日本の未来を託した国家プロジェクト」
から始まった、日本最高峰の大学群です。
そして今もなお、学問・社会で日本をリードし続けています。