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【ポラリスアカデミア町田】日本医科大学について分析してみた!合格法!スケジュール!

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【ポラリスアカデミア町田】日本医科大学について分析してみた!合格法!スケジュール!

について投稿します😀

ポラリスアカデミア町田校です。

✅ 日本医科大学の主な魅力

1. 日本最古の私立医科大学の一つ

  • 創立は1876年(済生学舎に起源)。慈恵と同様、非常に長い歴史と伝統を持つ。

  • 「医術は仁術」という理念を今も大切にし、人間味のある医師の育成を重視。


2. 臨床+研究+人間教育の三本柱

  • 臨床教育は非常に手厚く、5年次から本格的なクリニカル・クラークシップを実施。

  • 研究分野も強化しており、基礎研究や再生医療なども盛ん。

  • 「命を救うだけでなく、人を支える医師」を育てるというバランス重視の方針


3. 国家試験合格率の安定と教育力

  • 医師国家試験合格率は常に全国平均を上回る。

  • 少人数指導や国家試験対策室の支援など、学力を伸ばす仕組みが整っている。

  • 再試や補習にも丁寧に対応し、「落とす教育」ではなく伸ばす教育


4. 4つの附属病院で多様な経験

  • 本院(文京区千駄木)・武蔵小杉病院・多摩永山病院・千葉北総病院。

  • 特に**高度救命救急センター(北総病院)**は全国的に有名で、救急医療を本格的に学べる。

  • 都市型から地域医療・救急まで、多彩な実習が可能。


5. 立地とキャンパス環境

  • 東京都文京区(千駄木)の本校舎は、上野・日暮里・御茶ノ水からもアクセスがよく通学に便利。

  • 伝統ある赤レンガの校舎や近代的な教育棟が融合し、整った学習環境


6. 面倒見の良さと学生生活

  • カリキュラムはタイトだが、教員と学生の距離が近く、質問・相談しやすい風土

  • 部活・研究・ボランティア活動も活発。

  • 医学生のメンタルケアにも配慮がある。


🔷 慈恵医大との比較(簡易版)

比較項目 日本医科大学 東京慈恵会医科大学
創立 1876年(済生学舎) 1881年(成医会講習所)
特徴 救急・研究・教育の三本柱 臨床重視・人間性重視
附属病院 4院(救急特化あり) 4院(バランス型)
国家試験合格率 高水準で安定 非常に高い(トップクラス)
雰囲気 真面目・面倒見が良い 落ち着いていて協調的
入試傾向 論理的・標準的 記述・正確性重視

🩺 こんな人に向いている大学

  • 救急医療・高度医療に興味がある人

  • 基礎・研究も含めて幅広く学びたい人

  • 人間性と学力のバランスを重視したい人

  • 国家試験を確実に突破したい人

 

✅ 合格するための全体戦略

分野 求められる力
学力 偏差値70前後(特に英数理で安定感)
思考力 記述力+論理構成力(数学・小論文)
人間性 面接での志望動機・医師の適性をアピール
態度 正確性・丁寧さ・共感力が評価される

🔷 1次試験(学力試験)対策

英語(90分)

  • 難易度:やや難(上位私立医大レベル)

  • 長文+文法+英作文(和文英訳・自由英作文あり)

対策:

  • 『やっておきたい英語長文700・1000』『英作文ハイパートレーニング』

  • 医療系の語彙も多少出るため、英語で医療を読む習慣があると強い

  • 自由英作文の構成力・表現力を磨く


数学(90分)

  • 難易度:標準〜やや難

  • 記述形式、誘導ありの構成が多い

対策:

  • 『1対1対応の演習』『やさしい理系数学』『標準問題精講』

  • 「誘導を使って書ける力」と「計算ミスをしない力」が重要

  • 慈恵よりも出題の幅はやや広め


理科(2科目選択・各60分)

  • 物理・化学・生物から選択

  • 難易度:標準〜やや難(記述重視)

化学対策:

  • 『重要問題集』『化学の新演習』

  • 有機化学・計算系・理由説明問題が多い

生物対策:

  • 『大森徹の最強講義』『標準問題精講』『重要問題集』

  • 記述・考察・グラフ問題に強くなる

物理対策:

  • 『良問の風』『名門の森』『重要問題集』

  • 計算と論述の両立が必要


🔷 2次試験(小論文・面接)

小論文(60分・600字)

  • 医療倫理、AI、命の価値、医師の役割などが頻出

  • 高い論理性・問題提起と考察の深さが必要

対策:

  • 『医系小論文 キーワード集』『テーマ別医療小論文』

  • 書いたものを添削してもらい、改善を繰り返すのが必須


面接(個人面接・約15〜20分)

  • 志望理由、医師の適性、医療に対する考えなどを深掘りされる

  • 人間性、論理性、誠実さが見られる

対策:

  • 模擬面接(2~3回以上推奨)

  • 過去問質問集を使って「自分の言葉で」答える練習

  • 北総病院や救急医療への関心も話せると好印象


🔷 学習スケジュール(例:高3生)

時期 戦略・学習内容
4~6月 英数理の基礎固め。苦手単元の克服
7~8月 演習強化(標準問題精講など)。小論文に触れる
9~10月 過去問演習開始。時間配分や記述の練習
11~12月 模試で弱点分析+本番形式で訓練
1月 私立医大の一次対策に集中。小論文・面接準備本格化
2月 本番(二次)直前は「体調・精神管理」と志望動機の最終確認

🟩 合格のためのポイントまとめ

項目 ポイント
学力 標準問題の正確な処理力(時間管理・計算ミス防止)
小論文 医療と人間の本質に切り込める思考+構成力
面接 医師としての覚悟・誠実な姿勢・論理的会話力
教養 医療ニュース、倫理問題に対する自分の考えを常に持っておく

✅ 日本医科大学の魅力(7つのポイント)

① 圧倒的な伝統と信頼

  • 1876年創立(済生学舎に起源)で、私立医大として最古級の歴史

  • 長年の卒業生ネットワークと社会的信頼が厚い。

  • 「医術は仁術」の理念が今も根強く残り、人を大切にする医学教育が根幹。


② 高度な臨床教育と救急医療の強み

  • 4つの附属病院があり、特に北総病院の救命救急センターは全国的に有名。

  • 救急・集中治療・外傷分野に強い医師を育成。

  • 学生のうちから実践的な医療現場に触れるチャンスが豊富


③ 面倒見がよく、学生ファーストの教育

  • 少人数教育や国家試験対策に非常に力を入れている。

  • 「成績下位者へのフォロー体制」も万全で、落とすより伸ばす指導が基本方針。

  • 教員と学生の距離が近く、質問・相談がしやすい。


④ 国家試験合格率が安定

  • 医師国家試験は毎年全国平均を大きく上回る合格率

  • 専用の試験対策室があり、個別指導・模擬試験などサポートが手厚い。


⑤ 医療人としての人間性を重視

  • 面接や小論文でも「人間性」や「医師の資質」を評価。

  • 教育の中でも「共感・傾聴・患者目線」が重視される。

  • ただ技術を持つ医師ではなく、信頼される医師を育てるという姿勢。


⑥ キャンパスと立地の良さ

  • 本部キャンパスは文京区千駄木。都心にありながら落ち着いた学習環境。

  • 周辺に医療機関・研究機関が多く、刺激にあふれる立地

  • 通学も便利で、生活環境も整っている。


⑦ 多様な進路と将来性

  • 卒業後は付属病院への研修だけでなく、他大学病院や海外での研修も可能。

  • 救急・外科・内科・研究・公衆衛生など進路の幅が非常に広い

  • 自分の興味・個性に応じたキャリア形成ができる。


🎓 日本医科大学が向いている人

  • 臨床の現場で本気で活躍したい人

  • 救急や重症患者に関わりたい人

  • 医学と人間性の両方を深めたい人

  • 仲間と支え合いながら成長したい人

 

🕰 日本医科大学の歴史年表(要点まとめ)

◾ 1876年(明治9年)

「済生学舎(さいせいがくしゃ)」創立

  • 設立者:長谷川泰(官立医学校で教鞭を執った医師)

  • 医師不足を背景に、実践的な医学教育を行う場として誕生

  • 明治期の西洋医学普及に貢献し、政府公認の医師養成所となる

  • 卒業生からは後に多数の陸軍・海軍軍医、病院創設者、大学教授が生まれる


◾ 1903年(明治36年)

日本医学専門学校へ改称

  • 正規の高等教育機関となり、より専門的な医学教育体制を整備

  • 国家資格である医師免許取得の道が確立される


◾ 1926年(大正15年)

「日本医科大学」へ昇格・改称

  • 大学制度整備にともない、私立医科大学として初の大学昇格

  • 東京慈恵会医科大学と並び、**“私立医学教育の双璧”**とされる存在に

  • この頃には付属病院(現:日本医科大学付属病院)も拡充される


◾ 戦前〜戦後(昭和期)

  • 日中戦争や太平洋戦争中には、多くの卒業生が軍医として従軍

  • 戦後の混乱期を経て、大学病院の再建やキャンパスの整備を進める

  • 医学研究・臨床の両面で多くの業績を挙げ、日本の戦後医療の立て直しに貢献


◾ 現代(平成〜令和)

  • 高度救命救急センター(北総病院)設置で救急医療の中核へ

  • 医学教育の国際標準化やICT教育にも対応

  • 国家試験合格率の高さと卒業生の質で、今なお国内屈指の私立医科大学として存在感を誇る


🎓 卒業生・関係者に名を残す人物

  • 長谷川泰(創立者):官立大学で教えた後、済生学舎を設立

  • 小林栄:帝国陸軍軍医総監

  • 多数の臨床医・研究者・医師会幹部などを輩出


🏛 歴史が意味するもの

  • 単なる年数の長さでなく、「時代ごとに医学と人に真摯に向き合ってきた教育機関」という証

  • 日本医科大学の「医術は仁術なり」という理念が、済生学舎の精神から続く伝統