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【ポラリスアカデミア町田】国公立大学獣医学部について分析してみた!合格法!スケジュール!

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【ポラリスアカデミア町田】国公立大学獣医学部について分析してみた!合格法!スケジュール!

について投稿します😀

ポラリスアカデミア町田校です。

獣医学部を国公立大学で目指す場合、選択肢は限られていますが、質の高い教育が受けられることで知られています。以下に、日本の国公立大学にある主な獣医学部・獣医学科をリストアップします。


🔬 国公立大学の獣医学部・獣医学科一覧(2025年現在)

【北海道地区】

  • 北海道大学(獣医学部)

    • 北海道札幌市

    • 旧帝大のひとつで、研究レベルが非常に高い。

【東北地区】

  • 岩手大学(農学部・獣医学課程)

    • 岩手県盛岡市

    • 比較的受験倍率は高め。

【関東・甲信越地区】

  • 東京大学(農学部・獣医学専修)

    • 東京都文京区

    • 国内トップの難関。

  • 東京農工大学(農学部・共同獣医学科)

    • 東京都府中市

    • 岐阜大学との共同獣医学教育課程。

【中部・北陸地区】

  • 岐阜大学(応用生物科学部・共同獣医学科)

    • 岐阜県岐阜市

    • 東京農工大と共同運営。

【近畿地区】

  • 大阪公立大学(獣医学部)

    • 大阪府大阪市

    • 2022年に大阪市立大学と大阪府立大学が統合。

【中国・四国地区】

  • 鳥取大学(農学部・共同獣医学科)

    • 鳥取県鳥取市

    • 鹿児島大学との共同課程。

  • 山口大学(共同獣医学部)

    • 山口県山口市

    • 独自の獣医学部を持つ。

【九州地区】

  • 宮崎大学(農学部・獣医学科)

    • 宮崎県宮崎市

  • 鹿児島大学(共同獣医学部)

    • 鹿児島県鹿児島市

    • 鳥取大学と共同。


🎓 受験のポイント

  • センター試験(共通テスト)の配点が高い:多くの大学で共通テストの比重が大きい。

  • 理系科目(数学・化学・生物)の比重大:獣医学部は理科2科目が必須。

  • 面接・小論文ありの大学も:人間性や志望動機を重視。

🧭 1. 受験戦略:まず全体像をつかむ

項目 内容
共通テスト得点率 多くの大学で80〜85%以上が目安
偏差値 国公立の獣医系は65〜72程度(河合塾・駿台基準)
募集人数 各大学30~40人程度と少数精鋭
倍率 3〜10倍(大学によってはそれ以上)

📚 2. 科目別対策

■ 共通テスト(5教科7科目)

  • 英語:安定して8割以上を目指す。リーディング+リスニング対策をバランスよく。

  • 数学:ⅠA・ⅡBともに満点近くが理想。論理力とスピード重視。

  • 理科化学と生物が基本(物理・地学不可の大学も多い)。

    • 生物:獣医学の基礎。深く理解することが重要。

    • 化学:有機・無機・理論すべて満遍なく。

  • 国語・社会:配点が低めでも捨てられない。現代文・古文漢文は得点源に。


🧠 3. 二次試験対策

大学ごとに異なるが、以下が基本です:

  • **英語・数学・理科(化学・生物)**の記述問題中心

  • 記述力と論理的思考が問われる

  • 小論文や面接がある大学も(例:宮崎大、山口大)


📅 4. 合格までのスケジュール感

時期 目標
高1~高2 基礎力養成(英数理)、獣医を目指す意志を固める
高2末~高3春 志望大学の決定、共通テスト過去問開始
高3夏 模試で共通テスト8割超えを目指す、二次試験対策スタート
高3秋以降 二次重点校なら記述力強化、共通テスト直前はバランスよく復習

🐾 5. 志望理由が超重要

  • 面接・小論文で問われる

  • 「なぜ獣医師になりたいか」「どんな獣医師になりたいか」

  • 動物好きだけではNG。社会性・使命感・将来像を語れるように。


💡 6. 塾・予備校の活用もおすすめ

  • 獣医学部に特化した指導があると有利

  • 過去問分析・記述添削・面接練習など

 

📆 スケジュール&参考書プラン(高1〜高3)


🐣【高1〜高2:基礎力養成期】

▷ 目的:基礎の徹底と得意科目づくり

この時期は「高得点を取れる科目」を1〜2個作ることが大事!

【英語】

  • 『システム英単語』(桐原書店)

  • 『Next Stage』(文法問題集)

  • 『英文読解入門 基本はここだ!』(駿台)

【数学】

  • 『チャート式 数学ⅠA・ⅡB・Ⅲ(青or黄)』

  • 『基礎問題精講(旺文社)』

【化学】

  • 『化学基礎問題精講』

  • 『宇宙一わかりやすい高校化学シリーズ』

【生物】

  • 『大森徹の生物』(理論理解に最適)

  • 『生物基礎問題精講』


🐓【高3前半(4〜8月):共通テスト得点力UP期】

▷ 目的:共通テストで8〜9割取れる実力をつける

【共通対策用参考書】

  • 『共通テスト対策問題パック(各社)』

  • 『きめる!共通テストシリーズ』

  • 『実力をつける100題シリーズ(河合塾)』

  • 『Focus Gold(数学)』←チャートで物足りない人向け

スケジュール例(平日1日5時間 / 休日8時間目安)

時間帯 内容
17:00-18:00 英単語+英文法(Next Stage)
18:00-19:00 数学(基礎問題精講 or 実戦問題)
20:00-21:00 化学(基礎・理論の復習)
21:00-22:00 生物(分野別まとめ・問題演習)

🦅【高3後半(9月〜共通テスト):得点安定+二次対策スタート】

▷ 目的:記述力・論述対応、志望校対策本格化

【記述用参考書】

  • 『国公立大英語(駿台)』

  • 『数学重要問題集(数Ⅲまで)』

  • 『化学の新研究(参考書)+標準問題精講』

  • 『生物 標準問題精講』

▷ 過去問もガンガン解く

  • 志望校の過去問10年分(1日1セットペース)

  • 志望校の傾向に応じて「小論文・面接」対策を9月から開始


📘 参考書リストまとめ(PDFで欲しい場合は言ってね)

教科 参考書(基礎~応用)
英語 シス単 / NextStage / 基本はここだ / 共通対策 / 駿台記述
数学 青チャ / 精講シリーズ / 重要問題集 / Focus Gold
化学 宇宙一 / 基礎問題精講 / 標準問題精講 / 化学の新研究
生物 大森徹 / 生物基礎・標準問題精講
全体 共通テストパック / 過去問10年分 / 面接・小論文集

🐾 国公立獣医学部の魅力 7選!


① 学費が圧倒的に安い

  • 国公立は年間**53万5800円(+入学金28万2000円)**程度。

  • 私立(例:日獣大・麻布大)は年間200〜300万円以上かかることも…。

  • 6年間通うと1000万円以上の差が出ることも珍しくない!


② 国家試験合格率が高い

  • 獣医師国家試験の合格率は90%以上がほとんど。

  • 国公立は実習・研究の質が高く、臨床・公衆衛生・研究のいずれにも対応。


③ 高度な研究施設&実習環境

  • 北大、東大、農工大などは動物病院併設+高度な研究施設あり。

  • 症例数が多く、早い段階から「現場」に触れられる。


④ 就職・進路が超広い

分野 主な進路例
臨床 動物病院、大学病院
公務員 家畜保健所、動物検疫所、厚労省・農水省など
研究職 製薬会社、大学・研究機関、バイオ企業
畜産業 JA、酪農・畜産法人など
  • 国公立出身者は「行政獣医師(公務員)」志望が多いのも特徴。

  • 安定した職業で、公務員試験にも強いカリキュラム設計


⑤ 全国から優秀な学生が集まる

  • 定員が少ない(各大学30~40人)=ハイレベルな仲間と切磋琢磨できる。

  • 志が高い人が多く、6年間での人脈も大きな財産に。


⑥ 大学間の共同教育が進んでいる

  • 東京農工大×岐阜大、鳥取大×鹿児島大などの共同獣医学教育課程あり。

  • 教員や設備が連携するため、大学の枠を超えた学びができる


⑦ 社会貢献度が高い

  • 動物の命を守るだけでなく、人間の命や社会全体を守る役割も大きい。

    • 食の安全(食肉検査、狂犬病対策など)

    • 災害時の動物支援

    • ワクチン・感染症研究


💬 まとめ

「動物が好き」だけでなく、
「人と社会に役立ちたい」気持ちが強いなら、国公立の獣医学部は最高の選択!