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【高校生必見】就職に強い大学ランキング

大学選びや就職活動を考える際、「どの大学が就職に強いのか?」や「学歴フィルターは本当に存在するのか?」といった疑問を抱く学生は多いでしょう。
ここでは、最新の就職に強い大学ランキングを紹介するとともに、学歴フィルターの実態について詳しく解説します。

1. 就職に強い大学ランキング2025

最新のランキングによると、企業の人事担当者が評価する「就職力」の高い大学が明らかになっています。
以下は総合ランキングの上位校です。
(主体性などを見る「行動力」、コミュニケーション力などを見る「対人力」、論理的思考力などを見る「知力・学力」、創造力などを見る「独創性」の4つの側面で評価)

総合ランキング(2024-2025)

1.京都大学(国)

2.九州大学(国)

3.筑波大学(国)

4.北海道大学(国)

5.神戸大学(国)

6.名古屋大学(国)

7.東京工業大学(国)

8.大阪公立大学(公)

9.東北大学(国)

10.芝浦工業大学(私)

京都大学は「知力・学力」と「独創性」で1位を獲得し、企業から「柔軟な発想力と深い思考力」が評価されています。
一方、九州大学は「対人力」で1位となり、「協力しながら物事を進める能力」が高く評価されています。
1位~9位まではすべて国公立大学となっており、私立大学のTOPは芝浦工業大学となっております。
その他のランキングは↓
https://career-edu.nikkeihr.co.jp/category01/kachi2024-2025.html

小規模大学版ランキング(入学定員1500名以下の大学)

1.名古屋外国語大学(私)

2.一橋大学(国)

3.神奈川工科大学(私)

4.宇都宮大学(国)

5.福岡工業大学(私)

6.名古屋工業大学(国)

7.東京農工大学(国)

8.長岡技術科学大学(国)

9.岩手大学(国)

10.兵庫県立大学(公)・九州工業大学(国)

小規模校では、特定分野に特化した教育が評価されており、名古屋外国語大学が「行動力」と「対人力」でトップとなりました。
こちらでも、TOP10のうち8校は国公立となっております。
https://career-edu.nikkeihr.co.jp/category01/kachi2024-2025.html

2. 就職に強い理由:企業が求めるスキルとは?

企業が就職力を評価する際、以下の4つの側面で学生を見ています:

行動力:主体的に動ける能力
対人力:コミュニケーション能力や協調性
知力・学力:論理的思考力や基礎学力
独創性:新しいアイデアを生み出す能力

これらのスキルをバランスよく持つ学生が多い大学ほど、企業から高く評価される傾向があります。

3. 学歴フィルターとは?その実態

学歴フィルターの定義とは・・・

学歴フィルターとは、企業が採用活動で応募者の学歴を基準に選別する仕組みです。
具体的には、「特定のランク以下の大学出身者を説明会や選考から除外する」といった形で行われます。
企業の内部で実施されているかもしれない学歴フィルターですが、決して差別的に実施しているわけではなく、企業の考えや仕事内容によって必要なケースもあります。
https://hatarakubu.jp/blog/knowledge/524/

学歴フィルターは本当にある?

調査によれば、多くの企業が公式には「学歴フィルターを採用していない」としています。
しかし実際には、採用プロセスで学歴を参考にしている企業が多いことも事実です。
例えば:

説明会参加者の絞り込み:応募数が多いため、効率化目的で一定ランク以下の学生を除外するケース
選考プロセスでの参考:志望動機や資格などとともに学歴も一つの判断材料として使用される。

ただし、面接以降では学歴よりも個々の能力や人柄が重視される傾向があります。

4. なぜ企業は学歴フィルターを使うのか?

理由1: 優秀な社員を確保するため

高ランク大学出身者は相対的に専門性や基礎学力が高いとされており、企業側も効率的な採用活動を行うために学歴を指標として活用します。

理由2: 採用業務の合理化

エントリー数が膨大になる現代では、すべての応募者を公平に選考することが難しいため、一定基準で絞り込む必要があります。
人事の人も多い時は何千人分の応募者の対応が必要になります。
物理的に、すべてのエントリーシート等に目を通すことはできないため、一つのものさしとして学歴が採用されているわけです。

5. 学歴フィルターへの対策

学歴フィルターが存在する場合でも、それを乗り越える方法があります:

自己PRや志望動機で差別化:学歴以外で自分自身をアピールできる内容を充実させる。
インターンシップ経験:実務経験を積むことで、学歴以上に実績で評価される可能性が高まる。
資格取得:専門性やスキルを証明する資格は強力な武器となります。

また、中小企業やベンチャー企業では学歴よりも実際の能力や意欲を重視する傾向があります。

6. 学生側から見る就職活動と学歴

学生側から見ると、「学歴フィルター」は不公平だと感じることもあるでしょう。
しかし、高ランク大学への進学は就職活動で有利になる一方、それだけでは成功できません。
以下のポイントも重要です:

主体性:どんな環境でも積極的に取り組む姿勢。
コミュニケーション能力:どんな仕事でも必要な基本スキル。
長期的なキャリアプラン:短期的な成功よりも長期的な目標設定が重要。

7. まとめ

就職に強い大学ランキングを見ると、高ランク大学が有利なのは事実ですが、それだけではありません。
「行動力」「対人力」「独創性」など総合的な評価基準で見られることも多く、自分自身の努力次第で道は開けます。
また、学歴フィルターは存在しますが、それだけで全てが決まるわけではなく、自分自身のスキルや経験で乗り越えることも可能です。

最後に、自分自身に合った進路選択と努力によって未来への扉は必ず開きます。
自分が将来、「何をしたい」のか、「何に優位性を持っている」のかを自覚しながら、大学選びを進めていきましょう!

 

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