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【ポラリスアカデミア町田】防衛医科大学校について分析してみた!合格法!スケジュール!

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【ポラリスアカデミア町田】防衛医科大学校について分析してみた!合格法!スケジュール!

について投稿します😀

ポラリスアカデミア町田校です。

防衛医科大学校(ぼうえいいかだいがっこう、略称:防衛医大、NDMC)は、防衛省が設置する医科大学校で、1973年に埼玉県所沢市に開校しました。主に自衛隊の医官(軍医)や看護官を養成することを目的としています。卒業後は自衛官として勤務することが前提となっており、学費は全額国費で賄われ、在学中は給与も支給されます。


📘 学科構成

防衛医科大学校には以下の学科があります:

  • 医学科:​6年制。医師免許取得を目指し、卒業後は自衛隊の医官として勤務します。

  • 看護学科:​4年制。自衛官コースと技官コースがあり、看護師免許取得を目指します。

  • 医学研究科(大学院相当):​高度な医学研究を行うための課程です。

詳細なカリキュラムや科目紹介については、公式サイトの各学科ページをご参照ください。


💰 学生の身分・給与・償還金

在学中の学生は特別職国家公務員(防衛省職員)として扱われ、以下の待遇があります:

  • 給与支給:​在学中は給与が支給されます。

  • 学費免除:​授業料や教科書代などの学費は全額国費で賄われます。

  • 卒業後の義務:​卒業後は一定期間(通常9年間)、自衛隊の医官または看護官として勤務する義務があります。

  • 償還金制度:​義務期間内に退職する場合、学費相当額の償還が求められます。

詳細は公式サイトの「学生の身分・給与・償還金」ページをご確認ください。


📝 入試情報

防衛医科大学校の入試に関する情報は以下の通りです:

  • 応募資格:​18歳以上21歳未満の者で、高等学校卒業者または同等以上の学力を有する者。

  • 試験内容:​学科試験、面接、身体検査など。

  • 募集要項:​最新の募集要項や試験日程は、防衛医科大学校の公式サイトや防衛省の関連ページで公開されています。

詳細な入試情報や過去の試験問題については、公式サイトの「入試情報」ページをご参照ください。


🏥 防衛医科大学校病院

防衛医科大学校病院は、教育・研究・診療を兼ね備えた特定機能病院であり、地域医療にも貢献しています。学生は臨床実習を通じて実践的な医療技術を学ぶことができます

🎯 1. 学科試験対策(筆記試験)

【試験科目】

  • 英語(長文・文法・英作文)

  • 数学(数ⅠAⅡB、数Ⅲも範囲)

  • 理科(物理・化学/生物・化学など2科目選択)

  • 国語(現代文+古文)

※センター試験のような選択式ではなく、記述式が中心。

【レベル】

  • 旧帝大~国公立医学部レベル相当

  • 過去問演習と、記述力の強化が重要!


💪 2. 面接・適性検査・身体検査

【面接】

  • 志望動機や人間性、使命感が問われる。

  • 「なぜ防衛医大か」「自衛隊の任務に耐えられるか」がポイント。

【身体検査】

  • 身長・体重・視力・聴力・血圧など

  • **自衛隊員としての適性(健康状態)**が重要

  • 特定の病歴やアレルギー、色覚異常などで不合格になることも


📄 3. 書類選考(願書・調査書)

  • 学校での成績(評定平均)も見られる

  • 特に医学科志望の場合は、評定4.5以上が理想


🧠 合格に向けた勉強法

  • 防衛医大の過去問10年分は必須(公式サイトで配布あり)

  • 模試は国公立医学部レベルの模試を受けて、実力測定をする

  • 時間配分と記述対策を徹底的に


📌 合格後の義務

  • 医学科卒業後は、最低9年間、自衛隊の医官として勤務が義務

  • 入学=任官ではなく、研修後に正式に任官

  • 義務期間中の退職には**多額の償還金(2000万以上のケースも)**が発生

 

🧠【防衛医大向け 参考書リスト】

📘 英語

  • 『やっておきたい英語長文500・700・1000』…読解力UP

  • 『英文法ポラリス2 or 3』…記述文法対策

  • 『ドラゴン・イングリッシュ 英作文』…英作は要対策!

  • 『防衛医大 過去問』…記述英作は超頻出!


📘 数学(数Ⅲまで出る!)

  • 『基礎問題精講(ⅠAⅡBⅢ)』…標準問題を固める

  • 『1対1対応の演習』…防医レベルの記述対策に最適

  • 『プラチカ 数学Ⅲ』…ハイレベル層向け

  • 『過去問(10年分)』…記述解法の慣れが超重要!


📘 理科(物理・化学 or 生物・化学)

物理

  • 『良問の風』→『名問の森』コンボ

  • 『標準問題精講』もおすすめ

化学

  • 『重要問題集』は必須

  • 『化学の新研究(理解用)』も辞書的に使える

生物(選ぶ人少なめ)

  • 『生物基礎問題精講』

  • 『大森徹の最強講義シリーズ』


📘 国語(現代文+古文)

  • 『現代文読解の開発講座』…読み方の本質を学べる

  • 『入試精選問題集(現代文)』…演習用

  • 『マドンナ古文』+『古文上達』…基礎と文法から


🗓️【年間スケジュール例(高3生・既卒生向け)】

内容
4〜6月 基礎固め(精講シリーズ、文法書など)
7〜8月 共通テスト対策+夏期講習・理数記述強化
9〜10月 防医過去問1〜5年分+面接準備(志望動機)
11月 過去問のやり直し/記述問題演習を強化
12月 体調管理しつつ国語と面接練習も
1月 試験直前期。予想問題&面接最終確認

✍️ プラスα:面接対策本

  • 『面接の達人(メンタツ)』

  • 『防衛医大 面接過去問・再現集』(市販は少ないがネットや塾経由で入手可)


💡Point!

  • 数学と英語の「記述力」が差をつける!

  • 過去問は「添削してもらえる人」がいると最強!

  • 面接は「使命感+志望動機+タフさ」で勝負!

 

🌟 防衛医大の魅力まとめ

1️⃣ 学費無料 + 給与支給!

  • 授業料・教科書・寮費などすべて無料

  • 在学中も毎月10万円前後の給与支給(特別職国家公務員扱い)

  • 卒業後は国家資格+安定職をダブルで確保!

➡️ 経済的な負担ゼロで、医学部レベルの学びが可能。


2️⃣ 医師としての超実践的な教育

  • 防衛医科大学校病院での臨床実習は超本格派

  • 戦場医療、災害医療、航空医療など特殊環境での医療も学べる

  • 学術研究も盛ん(再生医療・感染症対策など)

➡️ 平和時も、災害・国際貢献の現場でも活躍できる医師に。


3️⃣ 卒業後は“防衛省の医官”として安定就職

  • 卒業後は、防衛省所属の自衛隊医官(幹部候補)

  • 国家公務員としての待遇、昇進、異動あり

  • 医療現場+部隊付き+海外派遣などキャリアの幅が広い

➡️ ただの「医者」ではなく、国を守る医師という存在。


4️⃣ 強い使命感と仲間意識が得られる

  • 寮生活・訓練・実習を通して一生の仲間ができる

  • 責任ある環境で育つので人間的にも成長

  • 卒業後の同期ネットワークも強力(全国に散らばる)


5️⃣ 将来の選択肢も広い

  • 任官後の9年勤務を終えれば、民間病院や大学病院への転職も可

  • 逆にキャリア幹部として定年まで自衛官を貫く道もあり

➡️ 安定+社会貢献+成長がすべて手に入る。


✨ 向いている人

  • 医療と国家貢献に興味がある

  • 精神的にも肉体的にもタフな人

  • 医師として幅広い経験を積みたい人

  • 学費に不安があるけど医学部に進みたい人

 

🕰️ 防衛医科大学校の歴史

📌 創設までの背景

  • 戦前:陸軍軍医学校・海軍軍医学校が存在
     → 太平洋戦争後、連合国によって解体

  • 1954年:自衛隊発足
     → 医師不足が課題に(当時は民間の医師を臨時採用)

  • 1973年:防衛医科大学校 設立(埼玉県所沢市)
     → 自衛隊独自の医師を自前で育成するために創設


🏛️ 年表でみる主な歴史

出来事
1973年 防衛医科大学校 設立(初代校長:中谷宇吉郎)
1977年 第1期生(医学科)卒業・初の医官任官
1993年 創立20周年/研究体制強化が進む
2000年代 災害派遣(新潟・東日本大震災など)で卒業生が大活躍
2013年 創立40周年記念式典
2023年 創立50周年:卒業生は5000人超に(うち医官多数)

🎖️ 特徴的な役割と歴史的貢献

  • 阪神淡路大震災(1995)

  • 東日本大震災(2011)

  • COVID-19対応(2020〜)

  • 国連PKOや国際医療貢献にも参加

自衛隊の医師としてだけでなく、「有事・災害の最前線で活動できる医療人」としての活躍が多いのも、防衛医大の卒業生の歴史的な特徴です。


📚 豆知識

  • 学士号は授与されないが、卒業時に医師国家試験受験資格あり

  • 通常の大学とは異なり「大学校」という名称(大学法ではなく防衛省設置法に基づく)